<初心者向け>ウロコインコの雛、一人餌移行中に急に食べなくなった時の対処法

ウロコインコ雛のさし餌 ウロコインコ のお迎え

こんにちは、ikuです。
ウロコインコの一人餌移行中のロビンくん。

先日初飛行してからのこと。
体重は60gギリになりつつも、頑張って自力で食べていたので、
これは「このままスムーズにいくかな?」と思っていた矢先、ブレーキがかかりました。

 

急に撒き餌を食べなくなった・・・なぜ?

ウロコインコ雛のさし餌

早速、見苦しい私の姿すみません。
撮るのに気を取られ、暑くてタンクトップになっている自分の姿をうっかり忘れていました。
ロビンを見てください(笑)

 

気を取り直して。

 

ここに来てなんで急にさし餌を食べなくなった??? はてなマーク・・・。
順調に自力で撒き餌を食べていたし、初飛行もしたし。
はじめのさし餌は10g以上食べていたのが、8、7、6gと徐々にさし餌を食べなくなり、初飛行前になると5g以下しか受け付けない。

 

もう、不安しかない!なんで?
まだ3回のさし餌中なのに、こんな量で大丈夫なのかな?って。

 

ここはオカメインコの雛育とちょっと違うなぁ〜と感じました。
私の体験は、ウロコインコのさし餌は実質マリンと今回のロビンしかないので、
確信というよりは、考察程度にしかならないのですが、
でも共通して「やっぱり?これな?」と思ったことがあります。

 

生後40日くらいまで自力で食べ、止まり木にも止まり、
ケージ内も上下運動が自由にできるようになって、グングンいろんなことができるようになるウロコインコの雛ちゃん。

 

でも40日から50日の間に「ボイコット」か、「パニック」なのかわからないけど、
急にさし餌も撒き餌もボイコットする時期がやってくる。

 

なぜか、食べないんです。

結構順調にこのままいけるかな?と思って、さし餌三回していたのを、
一人餌移行の第一ステップであるの朝を抜くと、急に食べなくなる現象に陥ることがあることがわかった。

 

これ、初飛行前から見ている2羽のうち、今回のロビンだけじゃない。
2番目のマリンちゃんも同じでした。
他のウロコ雛育された方はどうなんだろう?(もし同じ方いたら、コメント頂けると嬉しいです)

 

朝食減らして1日目は、「お?食べているな?」と感心して、こちらも肩の力がぬけるのだけど、なんだか急に食が細くなり、さし餌の量も減り、撒き餌を口に入れなくなる・・。
そのため体重が日に日に落ちていくわけなんですが、
すっごくこの時期「大丈夫かな」と冷や冷やします。

 

時期でいうと45日齢から50日齢くらいは顕著な気がします。

 

食べなくなった時に「気付けるか?」がカギ?

体重も60g切って、「これはまたまずいな!」と気づき、考え直すのがキーポイントないなるのかも。
セオリーから外れ、「とりあえず、ちゃんと食べさせなきゃ」と
1日2回になったさし餌を、3回とか4回に戻して「さし餌」と自力で食べる力を呼び戻してあげる。

 

これは一件「甘やかし」のような気がしていたし、ブリーダーさんからも「甘やかすと、自力で食べなくなる」と聞いていた。

 

はじめは「甘やかしちゃいけない・・・」と心を鬼にして見守るんですが、
一行に食べず、体重がどんどん下降線を描くし、記録しているから余計目に入り、
飼い主の私が追い込まれていく(プチノイローゼw)

マリンちゃんの時も、ロビンの時も同じ「食べない」状態になったので、
これは甘やかしではなく、起こるべくして起こるのかも?と感じた。

 

私は・・ですが。d( ̄  ̄)

 

もしかしたら自力で食べる力がなくなるほどヘロヘロになっちゃって、
「食べたいけど、上手に食べれない」時に陥る現象なのかな? 感じました。

 

【対処法】急に食べなくなったら、さし餌の回数を元に戻す

食べなくなった時の対策。
「さし餌の回数をもとに戻し、雛ちゃんを安心させる」が、突破口なのかな?と感じました。
プロの方や、繁殖で慣れている方はどうされているのか、正直わかりません。

でも、セオリー通りに動いても、うまくいかないことってさし餌ではよくありますし、
実際素人なりに「これ、ほっといちゃいけなくない?」とわかります。

 

そんな時、「今この子はどういう状態なのか?」と、セオリーよりも個性を見つめ、
それに合わせた対応、見抜けた時、突破口を見つけられるのかな?と感じました。

 

案の定、一旦さし餌回数を元に戻したら(移行期のさし餌で、朝や昼抜いていたのを、1日3回に戻す)、初飛行前のように撒き餌やペレットを思い出したように積極敵に食べるようになり、
52日齢の今日は、餌だけでなく「水」も自ら口にすることができるようになりました。

 

水の飲み方についても、これロビンだけじゃなく、マリンちゃんも同じでした。

そして食べている時は、ロビンはこちらの様子をチラチラ見て確認しています(笑)
食べてるよ?という目で見ているのか、ちゃんと僕を見てね?と確認しているのか?
わからないけど・・・。(笑)

 

なんか、訴えてるのよ。一応初心者なりに、雛を育てるママの感で感じるのよ。(笑)
「食べてるよ? ちょっとさっきびっくりしちゃったんだけど、でも僕食べれたんだ」って。

 

ついでに鳥の習性「同調行動」を利用して、撒き餌を食べさせるために、私もケージの前でご飯を食べると、さらに効果はUPする。(笑)
(同調行動:鳥の本能の一つ。周囲の鳥(仲間)と同じ行動をとることで、身を守ったり、群れ意識、協調性を高める行動)

あ、私もシードを食べている・・という意味じゃなく、人間の食べ物ですよ(笑)
とにかく何でもいいから食べたり、飲んだりしてもぐもぐすると、「あ、食べなきゃ!」となるようです、

 

食べないもう一つの原因は、水の摂取

シードもペレットも、ある一定のところまで育つ(さし餌後半戦くらい)と「水」を摂取できないと、穀物を食べれないということが鳥の習性であるそうです。
これは鳥専獣医から、オカメインコの投薬時に伺ったことですから、確かな情報です。

 

これはよく抗生剤などの投薬で「自由引水」(飲み水に薬を溶かし、自分のタイミングで飲ます投薬方法)にした場合に、起きやすくなります。

 

抵抗なく自由引水で薬を飲む子もいるけど、ちょっとセンシティブな子は薬入ると「おえっ」ってなってお薬いりの水を飲むことを拒否してしまい、水自体の摂取をやめてしまうんです。
そこで水が取れないことで、喉が乾いてしまい、餌を食べるとさらに水分がとられてしまい、能登が乾く・・という悪循環を生みます。

少しでも水分を体内に溜め込んでおくために、シードを食べなくなる。

こういう理由で、さし餌から一人餌の移行期間、水分はさし餌からしか摂取できず、
水のある場所はもちろん、水の飲み方、水という存在をまだ知らない雛ちゃんは、
シードを「食べれない」という状況が発生するのかな?と、私なりに考えました。

(どうでしょう?あながち間違ってない気もするんですが、、、どうでしょうね)

 

【プチネタ】投薬中に餌を食べなくなった時の対処法

これは我が家のウロコはないのですが、うちのオカメインコでは自由引水の場合毎回起きます。
(ウロコインコはみんな飲めるかわからないけど、飲めない子もいるんじゃないかな、、、。

投薬で食べれず体重が減る子の対処方法は、
自由引水ではなく直接投与(保定して、クチバシ向かって右から直でくちばし外に薬を垂らして、鳥さんの意思でごっくんと薬を飲み込んでもらう方法)をして、水はいつも通り飲んでもらうようにする。

 

これをすると、水を飲むことができるようになります。
まぁ、保定することが大前提ですけどね。
(噛まれてもいいから、やはり小型・中型は保定出来るようになっておいた方がいいと私は考えています。獣医にならってでも。理由は命を守るために。まぁ、たまにすっごい流血したり、険悪なムードになるけど。)

水の飲み方さえわかれば、シートまたはペレットもいつも通り食べれるようになるので、体重減少に歯止めをかけることができます。
でも薬によって苦味は違うし、個性によって受け止め方が変わるから、全てに共通するとはかぎりませんけど・・・。

 

でも、投薬して急に体重が減った!という方で、投薬を自由引水にしていたら、
直接投与に切り替えることで、改善することはできるかもしれません。
他、ネクトンQという、投薬時の体力消耗に効果のあるサプリも併用するとさらにいいです。
まぁ、経験から学ぶ持論ですけどね・・・。専門的にはわかりません。

 

まとめ さし餌で食べなくなった時の対処法

話がそれました、ごめんなさいw
投薬じゃなくて、さし餌で食べなくなった時の対処法の話。

 

今回のロビンも、朝さし餌を貰わず、水の飲み方もいまいちわからなくて、
食欲落ちたのかなぁ?と感じました。
それまでも、何度か「ここに水あるよ」と、私の指を濡らしロビンのくちばしを濡らして、水のありかを「ここだよ〜」と教えたりしたのですが、あまりピンと来なかったのかも?

 

そんなわけで、自分で飲むまで2時間おきに水の場所を教える作業までしました(笑)
自分でいいながら、私、過保護すぎでしょう、本当に。あはは。
そこまでする必要あるのかな?と思うけど、だって知らないかもしれないじゃん!
「これが水よ!」って教えないと、、。ずっとケージにいて「水」って見たことないんだから。

 

8月24日。やっとやっと自力で水を飲むことを覚えてくれたおかげで、
朝・昼とさし餌しないで、頑張って体力維持して、夜でも57gにならず58.8gで頑張ってくれました。

 

8月25にち、朝も昼も自分で食べて、飲んで。
夜に体重測ったら、63g。
朝は60gだったから3gアップしていました。

 

これは・・・・?もしかして一人餌完了の合図では?

 

大きな成長!よく頑張った!
よく乗り越えた!
この状態が3日続けば、完全に完了のサインです♪

 

ちょっと体重軽いけどね・・竜骨でているし。
痩せ気味ではあるけどね。(泣)

 

でも、サンチークのテトの平均体重が60g前後、
ダイリュートspサンチークの一人餌完了時の体重も、60g前後と伺っているので、
まぁ〜ぼちぼちなところにきているかな?と思います。

 

恐らく今週中にはロビンは一人餌完了するんじゃないかな〜・・
して欲しいなぁ・・・www

 

<考察> ロビンがつまづいたもう一つの理由

ロビンくんにず〜っと愛情注ぎこんできたけど、
途中8月19日にオカメインコ(エメラルドパール)のシータちゃんが仲間入り。
少し愛情が分散したのも、この時期にありました。

そんな流れもあったから、「あれ?あの子誰? 僕のことちゃんと見てる?」みたいな感じで少しソワソワしていたので、環境変化があったせいでストライキが起きたのかも?とも思いました。

 

そんなわけで、この時期は大切な社会化期の真っ只中だから、
ちゃんとロビンもケアしっかり、しなきゃな〜という、今日この頃です。
2羽で既に大変。

 

これもし繁殖成功して一気に4−5羽育てるとなると、もう1日つきっきりになっちゃいますね。
ブリーダーさんや雛育中のペットショップの店員さんって、これの数十倍の数こなしているんだから、本当すごいなぁ〜と思います。

 

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コメント

  1. ムーちゃん より:

    初めまして。
    今まさに46日齢のムーンチークで同じことを悩んでおりました、一口食べてプイッとどこかへ行ってしまいます。
    コザクラでも同じ感じのこと経験しました。なのでこの時期特有の好奇心から来るものかもしれません。病院に行くと濃度の高いパウダーフード をシリンジで与えてのことでやってみたところ吐きましたし体重にシビアになりすぎても
    人間でも太い細いがあるしいいのかなぁと今は思っています。
    羽繕いもするし遊んでますし
    ウチは今は58gまで落ちましたが
    撒き餌も確かに食べなくなりましたね。
    心配でストレスにはなりますが
    さし餌ウチはずっと3回ですが
    シリンジで無理矢理あげるのも
    なんだが可哀そうで難しいところです…。

    けどこの記事は何度も見返しました。
    ウロコの情報が少ないので
    少し安心できました。
    ありがとうございます。

    • 88urokolt より:

      ムーちゃんさん、メッセージ頂きありがとうございます。
      お返事が遅くなり申し訳ありません。

      もうさし餌も切り替わり、完了した頃かと存じますが、、いかがでしょうか?
      我が家はウロコ3羽、オカメ3羽いますが、
      この「プイッ」っとさし餌を避け、イヤイヤと嫌がる行動は、
      一見「ご飯食べてくれない!どうしよう!?」と慌てしまいますが、
      1、パウダーの温度が適してない、
      2、感染症、食滞などの病理的原因
      などの拒否もありますが、健診もすませ、温度も(40~43度) 適切な状態ならば、
      これは雛の正常な発育の過程と思います(^-^)

      雛ちゃんの発育・空腹状態よりも早くさし餌回数を減らしたことで、
      ● 雛ちゃんが異変・危険を察し「防御体制」に入った
      ● 発育が進み、乾き餌を求めるようになり拒否

      の2つの可能性で考えると、対応策が見えてきます。
      乾き餌を食べ体重が上がっているなら、後者。
      体重がどんどん下がるなら、前者の「防衛」による拒否だから、さし餌回数を元に戻す・・と、
      機転をいかに早く聞かせるかがポイントになります。

      ●シリンジについて
      シリンジは慣れていればいいですが、「可哀想」の気持ちすごく正しいです。
      雛にとっては、結構地獄絵図みたいなものです。
      ”潜在的”に、人間を怖がりち、噛み癖がつきやすい鳥になる可能性が高いと言われます。

      やはり人工給餌の安全性、そして雛ちゃんから見る「人間との信頼関係構築」
      の視点から考えると、正しく餌はお腹に入りますが、
      精神上よろしくないとされています。
      よって、さし餌は雛のペースで飲み込めるスプーンがいいとされています。

      元気に育っていますよう、願っています。(^-^)
      今後とも、よろしくお願いいたします。

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